背中

スペインのサラマンカにて、なぜか足(お尻)が痛くて、足を引きずりながらも彷徨い、

自転車を買う為に、ツーリストインフォメーションで自転車屋さんの曖昧な場所を教えてもらい、

1件目の自転車屋さんから、自転車が売っているという大型店へ行こうと思っていた時のお話〜


誰かに尋ねようと思っていたら、年配のご夫婦が通りかかったので、

ブーロ「こんにちは。お尋ねしたいのですが」

お爺ちゃん「や〜 こんにちは。何かな?」

地図を見せながら
ブーロ「地図のこの辺に自転車が売っている大きいお店があると聞いたのですが、ご存知ですか?」

お爺ちゃん「おー 知っとるぞ!あそこのバス停から8番のバスに乗れば良いよ。行き方を書いてあげよう」

ブーロ「ご親切にありがとうございます。お願いします」とペンを渡すと

お爺ちゃんは、地図に書こうとして、「(下に何もないと)書きにくいな・・・」

お爺ちゃん「ちょっと背中貸せ〜」

瞬間、お婆ちゃんがクルンと回って、おじいちゃんに背中を向け、

お爺ちゃんは、お婆ちゃんの背中を下敷きに書きながら、説明してくれました

お爺ちゃん「良いか〜 赤色のバスに乗るんだよ 8番に乗って、ここで降りるんだよ
お店の名前はDecathlonだったかの〜」

メモ帳出して、「これ使って下さい」と言いかけたのですが、
可愛らしいお婆ちゃんの背中がピッタリだったので言えませんでしたニコニコ


道端で、奥さんに向かって「背中貸せ」って言えるご主人

瞬時にクルンって回れる奥さんってなかなか居ないような気がします

回転した時のお婆ちゃんがすごく可愛かったし、お二人は若い時からず〜っと仲良しなんだろうな〜

良いなあ〜 羨ましいなあ〜 と感動しましたラブラブ

たくさんお礼を言って、バス停に向かいました


スペインのおじいちゃん達は、
愛嬌があって、親切で、フレンドリーで、御茶目で、可愛くて、格好良くて、良い顔した人が多くて、とっても楽しいですよ〜ラブラブ!

ご夫婦イメージ



     

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