あしおと
バンコク目指して、夏河〜成都〜昆明〜シーサンパンナ〜ラオスと南下したのですが、
アンドリューには、成都と昆明のホテルで再会
昆明では、夜中にホテルの庭で、これからの旅や将来の夢を語り合ったりしました
タイ北部の小さな村パイは、アンドリューがトレッキング最適と教えてくれました。
パイに到着し、宿を探していると宿の前で、アンドリューに再会。
僕「元気?探しとってん!この宿に泊ってんの?」
ア「おー来たんか!俺は友達の家に泊ってる。」と笑顔で迎えてくれる。
僕「宿探してんねんけど、この宿どう?」
ア「良い宿だよ。」
中に入って行くと、宿のおじさんが出てきた。
ア「NO 8の部屋が良いよ。」
僕「何で???おっちゃんNO 8空いてる?」
アンドリューは、ニコニコしている。
おじさんは変な顔をして、手を振りダメダメ。
案内されたのは、2階の8号室ではなく、同じく中庭に面した、その下の3号室でした。
その日の深夜1時ごろ、ベットに寝転がって本を読んでいると、
2階で音がします。床が木なので「ギィーギィーギィーギーィ」
とうるさいのです。
30分経っても、1時間経っても音は続く。
うるさいなあ。何グルグル歩き回ってんねん!頭おかしいんちゃうか!
と思いながらそのうち寝ました。
翌々日、アンドリュー達と7〜8名でトレッキングに参加
山をのんびり登ったり、小川で水遊びしたり、小さな芋虫を焼いて食べたり・・・
休憩中、みんなから離れて自然の中で気持ち良〜く立ションしていたら、
アンドリューが通りがかり、
「ワオ! ウォーターフォール!」と言って去ってったり・・・
宿泊する山小屋に着いた時には、暗くなりかけていました
夕食後、夜山小屋でくつろぐ
ア「泊った宿どうやった?何もなかった?」と尋ねてくる。
僕「上に泊っとった奴が、真夜中に歩き回ってうるさかった!」と言うと
ア「NO 8には誰もいないよ!実はブーロが来る1日前に、
長期滞在してたフランス人が首吊り自殺して村中大変だったんだ!」
僕「え?」
またまた・・・
山小屋で怪談ですか!?
アンドリューが、トレッキングガイドに歩き回る音がしたと説明をすると、
ガイドさんの顔が急変 真っ青になり引きつっていた
アンドリュー「彼が第一発見者なんだよ」
アンドリューも信じられないという感じで笑顔が無い・・・
ホンマかいな!!
首吊りを偶然発見したガイドは、どんなにびっくりしたかをみんなに説明した
その時は、お化けが歩いてうるさい!なんて足があるんや!
と思えて笑っていましたが
山小屋で寝る時にある事に気付きました
荷物を宿に預けてあるので、トレッキングから帰ったら、
また3号室に泊るという事を・・・
宿に帰った夜は、怖かったのですが、何もありませんでした
音が聞こえたのは、初日だけで2日目の夜は聞こえませんでした
何の音だったのでしょうか?
貴方もトレッキングに行くと、「あしおと」が聞こえてくるかもしれません
きゃああああああああ(((( ;゚Д゚)))
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