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| 秘密警察 ブダペストの繁華街を歩いているとヨタヨタしたおじいさんが、 「チャンジマネー、チャンジマネー、プリーズ」と言い寄って来ました 当時ハンガリーで、闇両替（銀行よりレートの良い両替）のメリットがないのは、 情報として知っていたのですが、おじいちゃんはドルがどうしても欲しいんだろうか、 少しだけ両替してあげようと思って一緒に裏路地へ行きました そこで、両替レートといくら両替したいのかを尋ねていると、 「警察だ！何をやっている！」（英語） と突然、若い男が現れ身分証明書らしい物をチラッと見せます 若い男は、いきなりおじいさんを殴りつけ、シバきまくる ブーロ「俺は何もしてないぞ！おじいさんと話してただけや！」と言い返すと 「身分証明書を見せろ！」と、おじいさんとブーロ、両方に求めます まず、おじいさんの身分証明書を見て、 「またお前か！」（ハンガリー語推測）みたいな感じで、 また殴り、 「２度とするな！とっとと行け！」（ハンガリー語推測）見たいな感じで、おじいさんを釈放 次にブーロのパスポートをチェックし、 男「現金を見せろ！」 ブーロ「関係ないやろ」と言い返すが、 パスポートが気になって、腹帯の現金を出す事に・・・ 若い男は現金を数え、 「いいか！闇両替はするな！」と言って去っていった 「・・・？？？・・・！！！」やられたかも！ 現金を数えると、３００ドル抜き取られていた グルだ！絶対にグルだ！ 自転車旅行（ワルシャワ〜イスタンブール）で、毎日節約、節約で旅していたのに・・・ 頭にきた！ ヤケクソで通って来た時に見かけた日本食寿司レストランで、寿司を食べる事にする （３００ドルで、すごい豪華高級な寿司を食べた事にして納得しようという逃避行動です。 日本出国して３〜４ヶ月でしたが、日本食を食べていませんでした） 日本人の職人さんとの会話（１ヶ月ぐらい日本語で会話していないので日本語に飢えています） ブーロ「こちらで働かれて長いんですか？」 職人「２年です」 ブーロ「へえ凄いですね〜。やっぱり海外でのお仕事は大変ですか？」 職人「こっちの人間、仕事できない奴ばっかりですからね」 ブーロ「え！ でもウエイターさん日本語の挨拶も覚えているし、 丁寧にお茶持ってきてくれましたよ。別嬪さんだし」 職人「使えません」 ・・・ ブーロ「あ 日本シリーズどうなってます？」 職人「興味ないので知りません」 ・・・ ブーロ「最近、日本のニュースどんなのがありますか？」 職人「変わらないんじゃないですか」 ・・・ ブーロ「ブダペストで面白い場所どこですかね？」 職人「さあ。あんまり知らないので」 ・・・ ブーロ「ブダペストで、なにか面白い話とかありませんか？」 職人「ああ最近、偽警官が出没してて、外国人がお金奪われてるそうです。注意してください」 グルだ！こいつも絶対にグルだ！ 久しぶりの日本食、寿司は食べた気がしませんでしたorz 俺の金返せ！ |
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