病院へ行こう!

●日本けっせき

世界一周出発を予定していた直前

夜寝ていたら、背中が引きちぎれたかと思う激痛

アカン 何じゃこらー

市民病院に行くと尿管結石で即入院(7〜10日間ぐらいだったでしょうか)

どうしても旅に出るとお医者さんに無理を言って、衝撃波で結石を破壊

この衝撃波、一発一発はたいした事ないのですが、何百発もバーンバーンとやるので

「ボディブーローのように」効いてきます 痛いのです 罰ゲームみたいです

石は出たようなのですが(茶こし確認)まだ少し違和感

ブーロ「先生、少し痛みが残るんですけど旅行して大丈夫でしょうか?」

医者「これでダメだったら、アフリカにでも行って、祈とうしてもらいなさい」と言われ予定通り出発できました

安心を与えてくれた楽しくて「心」のあるお医者様でした


●トルコで眼科

東欧を自転車旅行中、スロバキアの宿で盗難にあい
(自転車に荷物括り付けたまま、部屋の横に置いておいたのが悪いのですが・・・)

高眼圧抑制の目薬を失ってしまいました

ハンガリー、ルーマニア、ブルガリアと我慢していたのですが、寒い中を自転車で走ると眼が辛く、

トルコへ入国すると同時に薬局へ

薬局に高眼圧抑制の目薬はあるのですが、購入するには処方箋が必要との事で、近くの眼科へ診察に

視力検査がC C C(右、上、下)ではなくて、A Z U アルファベットを読むのです

指された文字を発音に注意して「エー」「ズィー」「ユー」「アール」「イー」と読むと、

トルコ語と読み方が全然違うようで、検査にならず先生も助手さんも大爆笑

症状はちゃんと伝わり、処方箋を書いてもらって目薬をGETしました

●エリトリアで内科

エジプトでひいた風邪を巡礼船でこじらせてしまい、エリトリアの港町MASSAWAに到着した時には、

体調最悪で顔色真っ青の状態でした


「なに!マッサワで真っ青だと・・・ ブーロ君、君は馬鹿かね? 下品な男は不要だ」


到着した夜にマッサワで新年を迎え、

フラフラしながら首都アスマラまでなんとか移動して、宿で休養しても咳は止まらず、

熱もあり、食欲は無く、風邪薬を飲んでも、一向に良くなりません

咳が辛かったので、宿で教えてもらった近くの小さな診療所に行き、

待たされ〜、順番だと思ったら、

急患がやって来て、また待たされ〜(とても体調悪そうだったので、仕方ないのですが)

やっと順番が来たと思ったら、パッパッパッと適当な診察をして、

ドクター「これを飲めば治る」と薬を受け取りました

あんな診察だから効かないだろうな〜と思いながら飲むと、

2日でしんどくなくなって、ご飯を食べまくって体力回復

元気に旅を続けることができました


●エチオピアでNGO

エチオピアで、体中を何百箇所もノミに刺され、特に足(ふくらはぎ)が膿んで腫れてしまいました

一緒に旅していたノミ友達のKちゃんからは、

DANCE WITH FLEAS(ノミと共に踊る男)というありがたい称号を得ます

(狼と踊ったら格好良いんですけど・・・)

バス移動の休憩中(小さな村)に足を引きずって歩いていたら、

アメリカからNGOで来て滞在している女性に

「オー!テリブル!」と驚かれ、

「これあげるから持っていきなさい」と塗り薬(抗生物質)と消毒薬を頂きました

時間がなくて話はできませんでしたが、お礼に飲み物とお菓子を買って女性に渡しました

お薬、本当に助かりました

外務省: エチオピア 在外公館医務官情報より
(8)ダニ・ノミ・シラミ咬症 Scabies、flea infection、Pediculosis:一見してきれいなところでも、刺されることがあります。
人よっては、「世界一痒い、死ぬ程痒い」 と言います。バルサンやダニアースでの予防が現実的です。
アディスアベバの住宅は風通しがいいので、殺虫剤の効果が長続きせず、頻回に使わないといけないことがあります。
また、洗濯物には下着であってもアイロンをかける、ふとんやソファーを定期的に日光にあてるなどの対策が必要です。
刺されて痒い場合には、応急処置としてリンデロンVGなどのステロイド軟膏が効果があります。
刺されやすい人は、本邦で医師に相談して処方してもらってから来られるといいでしょう。
また、ダニやシラミは回帰熱、発疹チフスなどのリケッチア感染症を媒介することがあるので、
注意が必要です。


死ぬ程痒いエチオピアのノミ、黒くて、デカクて、めちゃくちゃ硬くて、最強〜


●ジンバブエで診療所


マラウィの茹でた落花生にはまり、毎日食べまくっていると大当たり

全く痛みはないのですが、歩いていて気が付いたら、お漏らしのデンジャラス状態

食事を抜いても、日本の薬を飲んでも、全然良くなりません

ジンバブエの鉄道駅にある診療所で、ビクトリアフォールズへ向かう列車の待ち時間に診てもらいました

体温、血圧、いつからか、痛みはあるか、何を食べたか、どういう常態か「白

時間をかけて、しっかり診断いただき、いただいたお薬を飲んだら、一発でSTOP

強いお薬かもとしれないと、ちょっと不安だったのですが、副作用もありませんでした

しっかりした素敵な先生だったのですが、列車乗客は診察もお薬も無料でした

絶景ビクトリアフォールズを観ながら、自分もビクトリアフォールズにならなくて良かった〜

●ペルーで外科

右手首が腫れだし(最初はニキビみたいな感じだったのですが・・・)、ジャングルに遊びに行って、

リマ(首都)に戻ると、腕が2倍ほどに腫れてしまい、立っていられないくらいしんどい状態

日系の病院に行くと、散々長時間待たされ、やっと診察と思ったら、

お医者様は、ちょっと診ただけで、「今から手術するから、手術道具を買ってきなさい」

とメモを渡されました

看護婦さんに教えてもらって、病院内と病院の隣の薬局に行き、

また順番を待ち、注射2本、麻酔、メス、ガーゼ等を買い、医者の所へ戻りました

しんどい患者が自分でお買い物するシステムなんじゃこりゃ〜

お医者様(日系人だけどほとんど日本語わからない)は、麻酔の注射をして、

すぐにメスで手首を切る

え!もう切るの?麻酔効いてるの?


「痛い痛い痛い!(日本語)」と叫ぶと


医者「ノー痛い!ノー痛い!ノー痛い!(痛いは日本語)」

とより大声で叫び返され、傷口を掻き回し、大量の膿をドバドバ出し、さらにガーゼを傷口から奥まで突っ込み、

引き出すを繰り返し、ズキンズキン痛む腕を包帯で巻いてオペ終了

医者「腕を心臓より上に上げておきなさい。上に上げておかないと痛みがひどいし、しんどくなるぞ(スペイン語)」

1週間程、右手を上げて生活していたのですが、

街中でタクシーが何度も止まりました

●ベネズエラで高熱

エンジェルフォールのあるカナイマ国立公園で

同行者「しんどい」と言い出し、熱っぽい

日本の風邪薬を飲んでも効かないようです

お医者様が居ると聞いたので、ドクターの所へ相談に行くと

ドクター「診てみるから、連れておいで」

ところが、同行者は海外の医療事情を全く信頼していないようで「怖い、嫌だ」と言います

ブーロ「お医者さん、若くてすごくかっこ良かったよ」と説得!?して、ドクターの所へ連れて行きました
(本当にめちゃくちゃ格好良くて優しいドクター)

熱を測ると40度あり、喉が腫れているとのこと

ブーロ「ちょっと熱あるだけや」と安心させ、

診察後に、同行者は抗生物質と解熱剤を飲み、翌日のエンジェルフォールツアーに参加できました

●ペルーで呼吸困難


ベネズエラ、ペルーを周り日本へ帰る日、

最後の晩餐は、同行者の希望でシーフードを庶民食堂で食べました

ブーロ「ホンマは移動する前とか、シーフードとか止めておいた方が良いんだろうけど・・・」

あー美味しかった

食後に空港へ直行

1時間以上並んでチェックイン、セキュリティーチェック、出国審査を終えると、

同行者「しんどい。お腹が痛い」と言い出しました

同行者「トイレに行って来る」とトイレへ

戻って来た時は、顔が真っ青で「息ができない」と言って倒れ込みました

お土産屋さんの店員さんにお願いして、空港の緊急医務室に連絡、担架で運び込まれました

酸素吸入をして診察

ドクターに50分後に飛行機が出発する事を伝えると

ドクター「気管が狭くなっている。何を食べた?」

ブーロ「シーフードを食べました。魚とか〜イカとか〜貝とか〜カニとか」

カニと言った時にドクターと看護師のお二人が手を頭にやって

「オーそれだ〜」

ドクター「気管を広げる注射をして、30分酸素吸入しないと飛行機に乗れない!」

ブーロ「注射をして、酸素吸入したら飛行機に乗れるって。大丈夫だって」と伝えると、大暴れして

同行者「注射嫌!!!怖い!!!」 

ブーロ「嫌じゃないわ。注射せんと死ぬぞ。新しい針やし、とっても良い先生やし大丈夫や!」

なんとか注射を受けさせ、酸素吸入

ドクターと看護師さんにたくさんお礼を言って、ギリギリ飛行機に搭乗することができました


飛行機が飛び立ち、やっと落ち着いたのでスチュワーデスさんにビールを貰って飲む

同行者「わたしも飲む」

ブーロ「なに言うてんねん!死にかかっとったやろ!アホか!」

同行者「アルコール消毒する」と言ってビールを飲む


その後、同行者は、腹痛に悩まされ関西空港で医務室に



この人には、祈とうが必要だと強く思いました

●コロンビアけっせき

コーヒーが美味しいので、飲み過ぎたのが一因か!? また結石のような激しい痛みが・・・

病院で診察、エコー検査を受けたのですが、石は見つからず・・・

お医者様に相談してレントゲン検査を受けました

TOSHIBAのX線装置だ〜 頑張れ〜

やっぱり結石が見つかりました

排石促進薬と痛み止め薬をいただき、

日本帰国後に病院で再診断を受けると石は無くなっていました


●スリランカで歩行困難

毎日歩き過ぎて、お尻が痛くて、足を引きずるように歩いていたのですが、ついに病院へ

診察を受け、塗り薬を貰ったのですが、あまり効果はありません・・・

数日後、宿泊した宿にアーユルヴェーダ施設があるとのことなのでドクターに来ていただき

スチームサウナ、指圧マッサージを受けました

この先生がとても素晴らしくて、ピンポイントで痛みの元(痛みを感じていたお尻でなく腰)を探り当て、

とても緩くて弱い力での指圧なのですが、めちゃめちゃ効くのです

腰が痛みの原因だと仰ってました

翌日は、本当に楽に歩けるようになりました


●ベトナムで転倒

道路工事もバイクも多く、バスは飛ばし、荷物満載のトラックは遅く、自転車、歩行者、牛さん出没

信号があまり意味ないすごい交通事情のベトナム

工事中のアスファルトから砂利道に変る段差下りでカブ(原付バイク)で転倒 モトクロスコースかっ!!

結構血だらけ猫灰だらけ 通りかかった兄ちゃんがバイクを起こしてくれました

転倒場所前のガソリンスタンドの方達が「水道で傷口をすぐに洗い流せ」と教えてくださる

売店のお母さんは止血にとウエットティッシュを分けてくださり

バイクに乗ったお父さんが現れ、近くの診療所へ連れて行ってくれました

困った人を助けてくれる優しいチームワークが素晴らしい!
 
小さな診療所で怪我の診察と消毒をしてもらい、

お医者様「ここでは治療できないので、大きな病院に行って治療を受けて下さい」


大きな病院の救急病棟へ

清潔とは言えない診察台、

こんなお馬鹿そうな先生で大丈夫?と思ってしまう診察(助手!?看護師の方は、しっかりしていたのですが)

傷口を千切るように切って、縫うだけという手荒く痛い縫合治療・・・

治療後に診療室から出て来た先生にお礼を渡すと、喜ばれて、

握手を求めるお医者様

「さっき縫ったとこやろ!!!やっぱりお馬鹿だ!!! 

と治療をしていただいた先生に対して失礼ながら心の中でツッコミました(笑)


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海外で体調を崩された方は、どうぞ無理をなさらず、お医者様に診てもらいましょう

風邪や下痢、虫刺されにしても、現地の薬が効く事が多いように思います

現地特有の病気(マラリア、高山病等)で、お亡くなりになった旅行者もいます

外国のお医者様は、コミニケーションが上手で、フレンドリーで、丁寧、優しい方が多いです

保険会社が言う、多額の医療費も、一部の国を除いて、多くの国では実際は日本に比べて安いです

また、安心、安全の為に海外旅行保険に入っておく事をお薦め致します

心配せずに、病院に行き、これも旅行と楽しみましょう♪


ペルー右手グリグリ手術から1〜3日後



     

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