幸福論 会社を1年で辞めて、旅にでる。 神戸〜天津行きの船 燕京号に乗った。 中国へ行く目的、行き先は別々だが、同じ船に乗った仲間、 各自食べ物、カップラーメンやお菓子を持ち寄って集まり、 話をしたり、ゲームしたり、中国語を教わったり。 その時に出合ったモンゴルで教師をしていて、毎年モンゴルの少年達を 日本に交換留学で連れて行っている人の話が印象的だった。 (バブル景気がちょうど終った頃の話です) 先生「日本の人100人にあなたの人生は幸せですか?と尋ねたら何人が幸せと答えるだろうか?」 ブーロ「何人でしょうね?」 先生「100人のモンゴル人のお年寄りに、あなたの人生は幸せでしたか?と尋ねたら、 100人が自信を持って幸せだった と答えるだろう。」 ブ「へーそうなんですか!」 先生「日本では、はいと答える人は、10人居るか居ないかじゃないかな?」 ブ「半数以下でしょうね。」 先生「物は豊かになったかもしれないが、不平不満ばっかり言うだけで、 何も自分で行動できないでしょ?」 「モンゴルの生活の方が幸せなんだよ」 ブ(娯楽、テレビ、映画、音楽、スポーツ、おしゃれ、車 等、 知られていない物が多いだろうから、比較できないのでは??? モンゴルの人が、日本の娯楽、便利、道具を知った上で、幸せと言うだろうか???)と思う。 15ヶ月あちこち旅をして、日本に戻り思った。 やっぱりモンゴルの人は幸せだ。 他人との比較や、過去の自分との比較でなく、 毎日の自分の小さな幸せを感じる事が幸せだと思う |
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