ペルーはディズニーランド!?

ブーロ「ペルーはディズニーランドのようだと言われます。」

ブ「何が起こるかわからないし、何でも起こりえます。」

ブ「添乗員、ガイドに従っていただき個人での行動は控えて、ペルー旅行をお楽しみください」と

深夜、空港からホテルまでバスの中にて、基本情報&諸注意の後、

万が一のトラブル(盗難、病気、事故)を避ける為、旅なれたお客様に注意の意味を込めて説明。



翌早朝クスコへ飛行機で移動のスケジュール

バスで空港へ行き搭乗手続きをして、お客様を見送る。


昼過ぎ事務所を訪れると、「アエロペルー倒産した!」

ブ「???今朝飛んどったで!」

今朝お客様が搭乗したのがアエロペルー。

*アエロペルー(イメージ ペルー版JAL)国際線も飛ばすペルー第一の航空会社

昼に倒産したらしい。ホンマかいな!?

お客様がリマへ戻る航空券は紙切れ!

さすがディズニーランドのペルー!

事務所では、数十人分のアエロコンチネンテ(イメージ ペルー版旧JAS)のチケットを
確保する為大慌て。

国内線チケットを確保できなければ、日本への帰国チケットも紙切れに!?

空席は数席づつしか確保できないらしい。どうなることやら。



翌日、空港に行くと、アエロコンチネンテのスッチーは

パリコレモデルの様に威張って歩いている。


事務所を訪れると、「クスコでゼネストが行われ、バリケードでバスが動けず観光できないの!」

昨日のグループである。



数日後、アエロコンチネンテの増便により、なんとか座席を確保、

お客様は予定通りリマに戻り、ナスカへ地上絵観光に行く。


事務所を訪れると、「ナスカでお客様の一人が飛行機に頭をぶつけ怪我をされたの!」

例のグループ 怪我自体はたいした事ないらしい。


リマの空港へお客様を迎えに行く。

いつものように「クスコ、マチュピチュ、ナスカの地上絵は如何でしたでしょうか?」
と話し出す事もできない。

思い出 にはできるだけ触れず、首都リマの話などをする。

翌日 市内観光の後、ご迷惑をおかけしたお詫びとしてスケジュールにはない博物館へ。

お客様が博物館へ行っている間、門の前でバスのドライバーと話していると、

おじいちゃん(お客様)が一人、博物館から出てどこかへ歩いていく。

走って追いかける。

ブ「どうなさいました?お手洗いですか?」

おじいちゃん「あ〜地下鉄乗って家帰るねん。」

*ペルーに地下鉄はありません。たぶんおじいちゃんの家もありません。

ブ「バスで帰りますよ。お疲れのようですし、バスで横になりませんか?」

バスの一番後ろに案内し、ドライバーにドアを絶対開けないよう注意、
博物館の中の添乗員に連絡する。

おじいちゃんはナスカで頭を打ったお客様だった。

添乗員とバスへ戻り、ホテルで医者検診できるよう手配を事務所へ依頼。

博物館からバスでホテルへ。

ホテルに到着

ブ「さあ着きましたよ。部屋に戻りましょう。」

おじいちゃん失禁してる。

おぶって、ゆっくり部屋まで移動。

医者の診察を受け病院へ。

2週間入院し、元気に日本に帰国(ガイドさん添乗)されました。

教訓 口は災いの元!?



     

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